ソフトバンクにおける山手線周辺の5Gネットワーク対策
東京23区を走るJR山手線は日本最大級の利用者を誇っており、多くの鉄道路線と接続しています。山手線全体で1日あたり最大500万人もの乗客が利用しており、通信環境が不安定になりやすいです。山手線周辺でスマホを利用する際に快適な通信環境を提供できるように、各キャリアは継続的なネットワーク対策に取り組んでいます。個々ではソフトバンクにおける山手線周辺のネットワーク対策についてまとめてみましょう。 【地道な現地計測を実施】 山手線周辺はいつでも多くの人が行き交っており、動画などデータ通信量の多いサービスの利用が増えているため、トラフィックが多くなりやすいエリアです。それに耐えられるネットワーク対策にするために、ソフトバンクでは「お客さんの体感」を重視しています。 スマホの画面上でアンテナが十分に立っていたとしても、実際にはインターネットになかなかつながらないなどのパケ詰まりが起きることがあるでしょう。そのような症状を引き起こさないようにするため、基地局単位だけではなく、スマホなどの端末からの通信品質データを統計的に取得できる仕組みを使い、ネットワーク全体でモニタリングを実施します。 現地に出向いて測定調査も積極的行っています。AIや機械学習なども活用して、パケ詰まりが起きていないかを細かく分析し、品質低下が懸念されるエリアへの対策に力を入れています。 【基地局配置やアンテナ出力の最適化】 ソフトバンクでは山手線などネットワークが混雑する周辺では、基地局を高い密度で設置しています。さまざまな周波数に対して状況に合わせたチューニングを行います。5Gネットワークは広い帯域幅を利用できるものの、電車内までは電波が届きにくいため路線やホームをしっかりカバーできるようにアンテナ角度や電力調整を実施します。 一方、従来の4Gコア設備と5G基地局を組み合わせたネットワーク構成「5G NSA」に利用するアンカーバンドの帯域幅は狭いため、トラフィックが集中しないように他のLTE周波数とのトラフィックのバランスを調整するなど対処しています。新たな基地局を追加するだけではなく、既存のLTE基地局を5G基地局に移行する物理的な対策も実施中です。 【今後も継続的な取り組みを実施】 ソフトバンクでは品質の改善に軸足を置いて基地局の追加を進めていく計画となっています。5G基地局に関しては動画などで必要とされる大容量通信が可能な広帯域の高周波3.9GHz帯の増強も進めています。 お絵描きタブレット
Preview Post: スマホでライブ動画を撮影するポイントを徹底解説
Next Post: ソフトバンクにおける山手線周辺の5Gネットワーク対策