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大容量プラン登場で優良顧客の奪い合いへシフトする携帯市場

2016年10月27日 No comments

iPhone 7が発売される直前に、ソフトバンクがデータ量を気にすることなく利用できる20GBと30GBの大容量プランを発表しました。同社によると、93%の契約者が5GBのプランを契約しているのですが、そのうちの65%は、データ通信量を気にしながらスマートフォンを利用しているということです。5GBのプランに1000円追加することでデータ量を4倍に増量できるとあって市場にインパクトをもたらしたのですが、この動きにKDDIとNTTドコモも追随し、瞬く間に3社横並びとなってしましったのです。ソフトバンクが9月8日に発表した新料金プラン「ギガモンスター」では、月額6000円で20GBと、月額8000円の30GBのプランが用意されました。同社の5GBのデータ定額パック・標準(5)は月額5000円となっていることから、これに1000円足すだけで20GBが利用できるようになります。この時点で大容量プランを導入していなかったKDDIとNTTドコモで20GBを利用する場合、1万6000円かかることから、大きなアドバンテージを得ることとなったのです。この動きに即座に反応したのが、KDDIです。翌日には同社データ定額サービスに「データ定額20」と「データ定額30」を追加すると発表しました。容量と料金をソフトバンクとピタッと合わせる一方で、データ繰り越しとテザリング無料(2017年4月30日まではキャンペーン)で差別化を図ってきたのですが、同日にはソフトバンクも同様の条件変更を行い、対抗してきたのです。

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