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“もどかしい“電池0%”から即解放される「Quick Charge 3.0」 “

2016年8月18日 No comments

スマートフォンには、外観やカメラなど、買う前に試すだけで性能が程度予想できる機能と、使ってみないと分からない機能があります。「電池」の性能は後者といえるでしょう。HTC 10は、クアルコムの急速充電機能「Quick Charge 3.0」をサポートしています。対応充電器と組み合わせて充電すると、電池残量に応じて供給電圧を可変し、一般的な5V給電の充電器より高速に給電できるという技術です。そして、有効に利用できるのは電池残量が特に少ないとき、という条件があります。「HTC 10」は、現時点で日本で唯一の「Quick Charge 3.0」対応機種です。今までの多くのスマートフォンでは、電池残量0%からの充電はかなり時間がかかる印象があったのに対し、HTC 10の場合は電池切れになった状態の端末を充電器につないだところ、10分後にはバッテリー残量が15%まで回復していた、ということがあったのです。スマートフォンの電池がなくてイライラするのは、起動できないとき、つまり、バッテリー残量が0%の状態から起動までの待ち時間が一番大きいように思えます。端末によっては電源を切った状態で5%程度まで回復しないと起動もおぼつかない機種もあるからです。その点では、HTC 10はほぼストレスがなく、メールやメッセージを早く返したいときに電池切れになっても、充電器につなげば、すぐに起動できるようになります。

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