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ウェアラブル出荷数5割増 従来型ウェアラブルが8割を独占 第2四半期

2016年10月9日 No comments

ウェアラブル・デバイスの出荷数が2016年第2四半期、225万台(前年比26.1%増)に達したことが、最新の統計から明らかになりました。しかしサードパーティのアプリに対応していないウェアラブル(フィットネス機能に焦点を絞ったものなど)の売り上げが48.8%も伸びているのに対し、サードパーティのアプリ対応をウリにする「スマート・ウェアラブル」は27.2%落ちこんでいます。売り上げ促進のために各メーカーが開発した「スマート・ウェアラブル」ですが、数字をみるかぎり、従来型のウェアラブルほど消費者を魅了していないようなのです。国際調査会社、IDCのリサーチマネージャー、ラモン・ラマス氏は、フィットネストラッカーなどを搭載した従来型ウェアラブルが、「手ごろな価格で機能がわかりやすい」という点で、消費者にウケていると分析しています。対照的にスマートウェアラブルは、多くの消費者が様々な可能性を認識しているものの、「まだよくわからない未知のテクノロジー」と受けとめられているようです。要するにエクササイズや健康管理をするためにウェアラブルを購入するのであれば、「目的に見合った従来型ウェアラブルで十分」という考えが一般的なのでしょう。その証拠に、第2四半期の出荷数の82.8% を従来型が独占しているわけです。しかしスマートウェアラブル市場はまだ始まったばかり、今後需要に応じた方向性を明確に打ちだしていければ、従来型を超える可能性もあるといえるでしょう。

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